Introduction

VBMEG (Variational Bayesian Multimodal EncephaloGraphy) は、脳磁図や脳波のデータから皮質電流を推定したり、コネクトームダイナミクスを推定するためのMatlabツールボックスです。 名前の通り、現在利用できる複数の脳計測データ(MEG:脳磁図、EEG:脳波、fMRI:核磁気共鳴画像法、T1-MRI:T1強調MRI画像、dMRI:拡散強調MRI画像)を組み合わせて、正確な脳活動を推定することを目的としています。

VBMEGは、階層的ベイズモデルに基づき、fMRIデータを脳活動推定の事前知識として、正確な脳活動推定を行いますが、fMRIデータがなくても、イベント関連事象脳活動については、かなり正確に脳活動を推定することが出来ます。

2011年に初版をオープンソフトウェアとしてリリースし、様々な研究プロジェクトで使用されてきました。新しいVBMEGは、コネクトームダイナミクスの推定・可視化機能およびMEGとEEGのデータを組み合わせて推定を行う、MEG/EEG同時推定機能を追加しています。

皮質電流やコネクトームダイナミクスを推定するためのMatlabツールボックスVBMEG最新版はこちらから

 

ニュース

  • VBMEGユーザーズミーティング2023
  • 2021-05-14:VBMEG v2.2-0-a-2 Released.
  • 2021-03-25:VBMEG v2.2-0-a-1 Released.
  • 2020-02-25:VBMEG v2.2-0-a-0 Released.
  • 2019-01-08:VBMEG v2.1-0-b-2 Released. (bug fixes, neuromag file is supported).
  • 2017-12-21:VBMEG v2.0-0-b-9 Released.
リリースノート


ファンディング

本ソフトウェアは情報通信研究機構(NICT)の研究委託により開発したものです(grant #136 #173 #209)。

商用利用について

VBMEGを使用して、商用利用をお考えの方は、ATRの知的財産担当までご連絡下さい。
ATR知財担当:chizai [at] atr.jp