vbmeg-ja

VBMEGは、MEGやEEGのデータから皮質電流を推定するためのMatlabツールボックスです。もしfMRI情報も計測されていれば、それを電流推定の事前知識として用いることで、より高精度の電流源定位ができます。ATR脳情報解析研究所(ATR-NIA)が開発しています。本ソフトウェアはNICT委託研究「複数モダリティー統合による脳活動計測技術の研究開発」の成果です。

ニュース

  • 2011年6月15日:VBMEG v1.0-0-a-0 公開
  • 2012年6月29日:VBMEG v1.0-1-a-0 Neuromag計測データインポート関数リリース。
    前バージョンからの変更点につきましては、こちらのリリースノートをご参照下さい。
  • 2012年8月21日:ギャラリーに動画を追加。Twitterボタンを追加。
  • 2012年8月24日:VBMEG v1.0-2-a-0をリリース。
    前バージョンからの変更点につきましては、こちらのリリースノートをご参照下さい。
  • 2013年2月21日:Windows7(32/64bit), MATLAB R2011bでコンパイルしたMEX fileをリリース。
  • 2013年8月27日:ドキュメントVBMEG関数リファレンスを追加しました。

ドキュメント

これらのドキュメントは、位置合わせソフトのマニュアルを除き、VBMEGにも含まれています($VBMEG/functions/doc)。

ダウンロード

MATLAB:version 7~2014aで動作します。

  • MEX file
    大半のソースコードはMATLAB M-fileで実装されていますが、一部C言語で書かれたMEX fileを使用しています。もし、MEX関数が動作しない場合は、再コンパイルが必要です。再コンパイルについては、こちらをご参照下さい。
    Windows
    Microsoft Visual C++ 2010 Redestributable Package(x86/x64)のインストールが必要です。Windows7(32/64bit) MATLAB R2011bでコンパイルしたMEX fileはこちら

VBMEG本体と、チュートリアル・マニュアル用の脳データがダウンロードできます。(1) 全てが1つのzipになった一括版と、(2) 適当なサイズに区分けした複数のzipファイルからなる分割版 の2形式があります。どちらも同じ内容です。

(1) 一括版

(2) 分割版

メーリングリスト

ご質問・コメント等は下記のメーリングリストまでお寄せください。アーカイブ閲覧に制限はありませんが、投稿・講読には前もって登録が必要です。登録メールアドレスは、フリーメールではなく、所属機関のものをご使用ください。

ギャラリー

  • 被験者が映像を見ている時の脳活動を推定し、スーパースロー再生したもの(1/15倍速)。画面左上が被験者の見ている映像で0.3秒毎に異なる映像を提示している。そのときの脳活動が画面下側の脳表面と画面右上の時系列に表示されている。視覚野の活動の様子が細かく見える。
  • VBMEGのグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)。


参考文献

解説:

  • 吉岡琢, 佐藤雅昭: “階層変分ベイズ推定法(VBMEG)の原理と応用,” 日本神経回路学会誌 Vol. 18, No. 4, pp.214-223, 2011.

VBMEGの数学的基礎である階層変分ベイズ推定やその性能について:

  • M. Sato, T. Yoshioka, S. Kajihara, K. Toyama, N. Goda, K. Doya, and M. Kawato, “Hierarchical Bayesian estimation for MEG inverse problem,” NeuroImage, vol. 23, pp. 806–826, 2004.
  • T. Yoshioka, K. Toyama, M. Kawato, O. Yamashita, S. Nishina, N. Yamagishi, and M. Sato, “Evaluation of hierarchical Bayesian method through retinotopic brain activities reconstruction from fMRI and MEG signals,” NeuroImage, vol. 42, pp. 1397–1413, 2008.
  • T. Aihara, M. Takeda, K. Takeda, W. Yasuda, T. Sato, Y. Otaka, T. Hanakawa, M. Honda, M. Liu, M. Kawato, M. Sato, R. Osu, “Cortical current source estimation from electroencephalography in combination with near-infrared spectroscopy as a hierarchical prior,” NeuroImage, in press.

眼電由来アーチファクト除去のための拡張ダイポール法について:

  • Y. Fujiwara, O. Yamashita, D. Kawawaki, K. Doya, M. Kawato, K. Toyama, and M. Sato, “A hierarchical Bayesian method to resolve an inverse problem of MEG contaminated with eye movement artifacts,” NeuroImage, vol. 45, pp. 393–406, 2009.
  • 森重健一、川脇大、吉岡琢、佐藤雅昭、川人光男、”脳磁図逆問題における複数のアーチファクト源と脳内電流分布の同時推定法”、信学論D、vol. J93-D, pp. 127–138, 2010.

VBMEGを使用した神経科学研究:

  • K. Shibata, N. Yamagishi, N. Goda, T. Yoshioka, O. Yamashita, M. Sato, and M. Kawato, “The effects of feature attention on prestimulus cortical activity in the human visual system.” Cerebral Cortex, vol.18, pp. 1664–1675, 2007.
  • D. Callan, A. Callan, M. Sato, and M. Kawato, “Premotor cortex mediates perceptual performance,” NeuroImage, vol.51, pp. 844–858, 2010.
  • A. Toda, H. Imamizu, M. Kawato, and M. Sato, “Reconstruction of two-dimensional movement trajectories from selected magnetoencephalography cortical currents by combined sparse Bayesian methods,” NeuroImage, vol. 54, pp. 892–905, 2011.
  • N. Yoshimura, C. S. DaSalla, T. Hanakawa, M. Sato, Y. Koike, “Reconstruction of flexor and extensor muscle activities from electroencephalography cortical currents,” NeuroImage, vol. 59, pp. 1324-1337, 2012.

外部リンク

脳解析ソフトウエア:

計測装置:

VBMEGを使用して、商業利用をお考えの方は、ATRの知的財産担当までご連絡ください。
ATR知財担当: patent@atr.jp